富士フイルム社製複合機 ApeosC2570
ApeosC2570とは富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が2021年4月に発売をした、最新のカラー複合機です。
富士フイルムビジネスイノベーションというと聞きなじみのない社名かもしれませんが「Fuji XEROX-富士ゼロックス-」と聞けば皆さんご存じでしょう。
富士ゼロックスは2021年4月に富士フイルムビジネスイノベーションに生まれ変わりました。テレビCMでも流れているので皆さんも見たことがあるかもしれません。
今回は富士フイルムビジネスイノベーションの最新複合機ApeosC2570の紹介です。
上記画像にもありますが、今までのモデルとはカラー含め大きく変化がありました。
本体は白と黒を基調とした配色、大型操作パネルも搭載し非常にスタイリッシュな筐体となっております。
それでは具体的にどのような機能を持っているでしょうか。
ApeosC2570 とは
ApeosCシリーズは「使いたい時にすぐ使える。あなたの身近なセンターマシン。」をコンセプトに設計されています。
ApeosC2570という機種は分速25枚機(1分間に26枚印刷できる)となっております。
現状のラインナップでは中速機に位置し、月に1,000枚~3,000枚ほど印刷される方に適しているといわれています。
ApeosC2570の特徴 ~すばやく使える、やさしい操作性~
見やすく、操作に迷わない
黒とグレーを基調にしたデザイン。設定操作や原稿セットがスムーズに行えます。
- 一つひとつのアイコンや設定項目などが余裕をもって配置され、わかりやすい
- 各機能の操作ステップが同じなので覚えやすい
- ホーム画面のカスタマイズもできる
- クイック機能で操作履歴からジョブを呼び出すことができるほか、「いつものジョブ」はピン留めで登録可能
- 心地よく、見やすい光で、操作の完了やエラーをお知らせ
- 近くにいても邪魔にならず、遠くにいても気が付きやすい音で、状態をお知らせ
このような設計で初めて触る方でもわかりやすい操作画面となっております。
光がついて、忘れない
お知らせライトが点灯し、セットした原稿や排出された用紙の取り忘れを防ぎます。
- 原稿取り忘れ防止に、点灯や表示でお知らせ
- 排出用紙取り忘れ防止に、センタートレイが点滅や点灯でお知らせ
- サイドトレイに排出されたファクス受信文書なども、センタートレイが点灯してお知らせ
コピー時などの原稿の取り忘れを防ぎ、情報漏洩の防止などに役立ちます。
トレイの開閉が、軽くて静か
用紙トレイ引き込み機構により、スムーズに開閉できます。
- 奥まで押し込まなくても、静かに閉まる
- 引き出しも、軽い力でできる
用紙の交換時も非常に楽に操作できますね。
ApeosC2570の特徴 ~文書の管理・共有も、スピーディー~
領収書や伝票などの小さい原稿も、まとめてスキャン
非定形サイズや小サイズの原稿を、最も近い定形サイズに自動的に収めてスキャンできます。自動両面原稿送り装置に領収書などをセットしてまとめてスキャンすることが可能です。
- 原稿サイズを⼀つひとつ手入力せずに、すばやくスキャンできる
- 小切手などの非定形サイズの原稿も定形化できる
- スキャン時にOCR(注1)処理を行うことで、後工程の業務を軽減できる
- 電子取引所で利用される文書形式でスキャンできる(注1) (注1)オプション
名刺情報の活用で営業力アップ
自動両面原稿送り装置B2-PCなら名刺ほどの小さい原稿もセットすることが可能です。
- 最小サイズ幅49×長さ85 mmに対応
- 複数枚の原稿をセットしてまとめてスキャン可能
- 1パス両面読み取りで表と裏を同時読み取り可能
小さい用紙のスキャンやコピー、名刺サイズを原稿送り装置から読み取ることはこれまでは非常に手間のかかるものでした。
しかし、今回の機種は名刺サイズも連続で読み込むことができるので、名刺管理にも一役買います!
ApeosC2570の特徴 ~多彩なオプション~
訴求力ある販促品制作に、さまざまな用紙を1枚から
クリアーホルダー、長尺POP、垂れ幕、ポケットティッシュBOX、フラットファイルなどの販促品を内作できるよう、さまざまな用紙に対応しています。
- 最大320×1200 mmの長尺用紙に対応
- 52~300 g/m2の薄紙から表彰状のような厚紙まで対応
- はがき、封筒は、手差しトレイで対応できるほか、オプションで「はがき/封筒トレイ」を用意
今まで外注に出していたけど小ロットで作成したい、販促物などは今後社内での内製化も可能になります。
環境にやさしく、安全な針なしステープル
ステープルに加えて、1か所と2か所とじが可能な針なしステープルに対応しています。
環境に配慮した使い方も可能になります。
まとめ
本日は富士フイルム製複合機 ApeosC2570を紹介いたしました。
昨今の複合機はできる機能はそこまで各メーカで差はほとんどありませんが
各メーカーが独自色を打ち出し展開しています。
その中でも富士フイルム製複合機は今までの実績もさることながら
様々な機能を追加し進化した複合機といえます。
価格的には安価とは言えませんが導入する価値のある機械となっております。
今後も様々なメーカーの複合機を紹介していきます。
良い複合機ライフを!